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冬の味覚といったらやっぱりコレ カニについて知ろう!

冬の味覚の王様といえば、やっぱりカニ。カニの種類やタグ、人気の北陸&北近畿エリアの主なカニ漁港について、食べる前にちょっとお勉強。

主なカニの種類

画像 / タラバガニ

タラバガニ

名前の由来:
かつてタラの漁場でよく捕獲されたことから「鱈場蟹」と呼ばれるようになった。
生態・産地:
オホーツク海など水温10℃以下の冷水域に生息。大部分をロシア産に頼るが、道内では稚内港や枝幸港の水揚げが多い。
大きさ・特徴:
両足を広げると体長2mになるものもある大型のカニ。アシに身が詰まり、ボリュームと歯ごたえを楽しめる。
旬:
稚内では3〜4月、道東では5〜10月。
価格の目安:
1パイ2000〜2万円
 
画像 / 毛ガニ

毛ガニ

名前の由来:
その名の通り、全身に薄茶色の毛がびっしり生えている。乱獲で漁獲高が減少したため、現在は網ではなくカゴを使って漁を行う。
生態・産地:
水温の低い北海道沿岸、ベーリング海などに生息。オホーツク海に面した枝幸港が、水揚げ高日本一で知られる。
大きさ・特徴:
大きさは、甲羅の長さで10cm以上。上品な味わいの身は量が多く、みその味がいい上に、殻がやわらかくて食べやすい。
旬:
オホーツク海では3〜5月、太平洋沿岸では12〜3月。
価格の目安:
1パイ2000〜6000円
画像 / ズワイガニ

ズワイガニ

名前の由来:
山陰地方では松葉(まつば)ガニ、北陸地方では越前(えちぜん)ガニと呼ばれ、地方によって名が異なる(いずれもオスの場合。メスはセイコガニなどと呼ばれる)。
生態・産地:
日本海と東北以北の太平洋側に生息。オホーツク海に面した網走市に近い紋別港が、水揚げ高日本一。
大きさ・特徴:
甲羅の大きさに比べてアシが長く、広げるとオスで70cmほどに。絹糸のような繊維質の身は、ほんのりとした甘みがある。
旬:
北海道の場合は、5〜6月ごろにとれたものが美味。北陸・北近畿・山陰エリアでは11月上旬〜3月下旬。
価格の目安:
1パイ2000〜5000円
 
画像 / 花咲ガニ

花咲ガニ

名前の由来:
花咲半島(現・根室半島)周辺で数多くとれることから、この名がついた。分類上は、タラバガニと同じくヤドカリの仲間。
生態・産地:
オホーツク海や北太平洋の冷水域に生息。国産の約8割が根室市花咲港で水揚げされるが、全体量は少ない。
大きさ・特徴:
甲羅の大きさは約15cmほどで、タラバガニよりやや小さい。生は茶褐色だが、ゆでると花が咲いたように真っ赤になる。
旬:
7〜9月ごろが旬で、独特のうまみが楽しめる。
価格の目安:
1パイ2000〜6000円

カニ天国!北陸・北近畿のカニ漁港

日本海の冬旅の醍醐味はカニにあり。漁期の11月6日から3月20日まで、水揚げ港は大いに活気付く。北陸・北近畿エリアでカニが水揚げされる主な漁港について紹介します。

越前港(えちぜんこう)

カニ漁シーズン: 11月6日〜3月20日

揚がるカニの種類: ズワイガニ

越前港は越前町の「小樟(ここのぎ)港」や「大樟(おこのぎ)港」等の総称で、その名の通り越前ガニを扱う。漁場と港が近いため、獲ったばかりのカニを水揚げすることができる。産地の証明として、黄色いタグ(越前港産)がつけられるのも三国港同様だ。

所在地:福井県越前町越前港/問い合わせ先:越前町観光協会0778-37-12 34/交通:JR北陸本線武生駅から福鉄バスかれい崎行きで約60分/クルマ:北陸自動車道武生ICから国道8号、越前海岸方面へ25km/駐車場:約30台、無料、セリ市は一般駐車不可/URL:http://www.town-echizen.jp/

タグは品質証明の品

山陰で揚がるズワイガニを松葉ガニとよび、中でも間人、城崎、香住産はブランドが確立。足には産地証明のタグが付けられている(写真は間人のタグ)。また、福井県沖で水揚げされるズワイガニの雄を越前ガニと呼び、こちらにも産地証明の黄色のタグが付けられている。

三国港(みくにこう)

画像 / 三国港

カニ漁シーズン: 11月6日〜3月20日

揚がるカニの種類: ズワイガニ、セイコガニ

皇室にも献上されている高級ブランドガニ、越前ガニを扱う。港に着いたカニは「三国産越前がに」と書かれた黄色いタグをつけられ、セリへ。生きたまま料理するのが王道とされており、関係者は鮮度管理に細心の注意を払っている。


所在地:福井県坂井市三国港/問い合わせ先:三国町観光協会0776-82-5515/交通:えちぜん鉄道三国港駅から徒歩すぐ/クルマ:北陸自動車道武生ICから国道8号、越前海岸方面へ25km/URL:http://www.mikuni.org/

間人港(たいざこう)

画像 / 間人港

カニ漁シーズン: 11月6日〜3月20日

揚がるカニの種類: ズワイガニ

人気料理番組で紹介され、一躍有名になった間人ガニの港。カニの漁場が近いうえ、日帰り漁法だから鮮度抜群で「幻のカニ」とも称されている間人ガニが揚がる。このカニには証として緑色のタグが付く。


所在地:京都府京丹後市丹後町間人港/問い合わせ先:丹後町観光協会 0772-75-0437/交通:北近畿タンゴ鉄道峰山駅または網野駅から丹海バス間人方面行きで35分、間人下車、徒歩10分/クルマ:綾部宮津道路宮津天橋立ICから60分/駐車場:20台、無料/URL:http://www.tan-go.jp/

津居山港(ついやまこう)

画像 / 津居山港

カニ漁シーズン: 11月6日〜3月22日

揚がるカニの種類: ズワイガニ


城崎温泉からほど近い港。上質で足太の松葉ガニが多く生息する場所を漁場にしており、揚がったカニには船名と港名が記された青色のタグが付けられ、津居山かにとして販売される。漁港横には新鮮なカニが並ぶ漁協の直売所があり、本場で本物を食べることができる。また協会に加盟している民宿が16件ある。

所在地:兵庫県豊岡市津居山港/問い合わせ先:港観光協会 0796-28-3244/交通:JR城崎駅から全但バス日和山行きで10分、津居山下車すぐ/URL:http://www15.ocn.ne.jp/~minato-k/

柴山港(しばやまこう)

カニ漁シーズン: 11月6日〜3月22日

揚がるカニの種類: ズワイガニ

香美町内には香住港と柴山港の2つの漁港があり、どちらも松葉ガニが揚がる。なかでも柴山港では姿形や大きさなどを基準に約60ランクもの厳しい選別が行われ、上質のランクのもののみにタグが付く。最上級ランクのカニを「番ガニ」とよぶ。

所在地:兵庫県香美町香住区沖浦/問い合わせ先:香住観光協会 0796-36- 1234/交通:JR香住駅から山陰本線で5分、柴山駅下車、徒歩10分/クルマ:鳥取豊岡宮津自動車道佐津ICから8km/URL:http://www2.nkansai.ne.jp/org/kasumi-kanko/