ほたる観賞に役立つ3つのポイントをチェック!

ポイント1 知っておこう!ほたるのなんでもQ&A

  • Q1 ほたるはなぜ光るの?

    ほたるの光は、プロポーズの合図と言われている。オスは光を発して飛びながら自分の相手を探し、メスは弱い光を発して草や木の葉の上でオスを待つ。互いを見つけたときに強い光を発して合図を送り合い、オスがメスのもとに飛んで行く。

    Q2 一般に見られるほたるの種類は?

    いわゆるほたるの仲間、ほたる科に属するものは、光らないものも含めて40種類以上におよび(ただし幼虫はすべて光る)、うち約20種が沖縄に棲息する。光るほたるの代表的なものは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルなど。

    Q3 ほたるが棲むのに適した環境は?

    きれいで流れがゆるやかな水場で、水温は15〜20度がよい。また、エサになるカワニナが棲んでいて、アルカリ性・有機毒物が少ない水であることも重要な条件だ。

    Q4 ほたるの数え方は?

    一般にほたるの数え方は、1匹・2匹・・・と「匹」で数えられることが多いが、本来は、昆虫の数え方と同じで、1頭・2頭・・・と「頭」で数える。

ポイント2 ゲンジボタルの誕生までをわかりやすく解説!

6月 産卵

交尾を終えたメスは、水辺の岩や木などに生息しているコケに産卵する。

7月 ふ化

産卵後、20日から1カ月でふ化が始まる。その後、水中生活に入る。

エサを食べる幼虫

幼虫のエサは巻貝の一種のカワニナ。約6回の脱皮を繰り返し
体長25mmくらいまで成長する。

4月 水から出る幼虫

25mm程度に成長した幼虫は川の岸から陸に上がる。

サナギ

上陸した幼虫は、土の中で部屋を作り、40日間ほど過ごしてサナギになる。

6月 ほたる誕生

サナギになった後、10日ほど地中の部屋で過ごし、羽化して成虫(15〜20mm程度)となり、地上に出てくる。
羽化後は約2週間で死んでしまう。

カワニナ
幼虫ほたる
成虫ほたる

ポイント3 ほたる観賞のマナー&上手に見つけるコツ

  • 観賞のマナー

    ● 光は厳禁

    ほたるは強い光を嫌うので、車のヘッドライトは消そう。
    懐中電灯やカメラのフラッシュ等も控える。

    ● 生息エリアを汚さない

    川が汚れるとほたるが棲めなくなるので、ゴミはきちんと持ち帰る。

    ● 草むらには立ち入らない

    ほたるを踏んでしまうかもしれないので草むらには入らない。

    ● 地元住民に配慮する

    近隣住民への迷惑になるような大きな声や物音を出さない。

    ● ほたるを捕まえない

    ほたるの寿命は短いので故意に連れて帰ったりしないこと。

  • 上手に見つけるコツ

    ● ほたるが多く飛ぶ気象条件

    生暖かく感じ(20度以上)、曇っていて風のない夜にほたるが多く飛ぶ。雨が降っている日、風の強い日、冷え込む日などはあまり飛ばない。

    ● ほたる観賞に適した時間帯

    夜19時30分くらいから徐々に飛び始め、20時台がピークとなり21時を過ぎると減ってくるのでその時間帯に合わせるとよい。

※各施設の料金は、原則、それぞれの取材時での料金を掲載しています。