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4本の登山道徹底比較! 富士山登山口別攻略ナビ!

富士山には4本の登山ルートがある。体力、目的、アクセス条件を考えて、ベストルートを選ぼう

  • 吉田ルート
  • 富士宮ルート
  • 須走ルート
  • 健脚向けの穴場ルート 下山道の大砂走りが人気 御殿場ルート

御殿場ルート

  • 基本データ
  • MAP

標高差は4ルート中ダントツの2336mもあるロングコース。
山小屋も少なくビギナー向きではないが、それだけに登山道は空いている。しかも、駐車場までの道はマイカー規制なし。「火山砂礫地が広がる雄大な富士山を見ながら登るならココ」というファンもいる。

新五合目〜新六合目

新五合目からは、富士山の全体を大パノラマで見渡すことができる

新五合目からは、富士山の全体を大パノラマで見渡すことができる

見渡す限りの火山灰の台地 景色の変化は少ない

御殿場ルートのスタート地点は一面の火山砂礫地が広がる。標高が1440mと4本の登山ルートの中で最も低い位置からのスタートとなるので時間には余裕をもって出発したい。
登山道入口の鳥居から10分ほど登ると大石茶屋に着く。ここから先は標高3070mの七合目までは山小屋がないので、トイレや水の調達などはここで済ませておこう。左手に双子山を見ながら広大な砂礫の斜面をジグザグに登って行くと、次郎坊小屋跡がある新五合五勺、さらに2時間ほど歩くと新六合目に着く。

新六合目〜七合目

七合目には3件の山小屋と下山道の砂走りの分岐がある

七合目には3件の山小屋と下山道の砂走りの分岐がある

御殿場ルートのロングコースを実感できる、長く単調な登り

ひたすら砂礫のジグザグ道を登る我慢の登山が続く。すこし疲れてきたら、左の宝永山を望みながら気分をまぎらわそう。富士宮ルートの六合目に続く宝永遊歩道への分岐がある六合目を過ぎ、さらに岩稜を回り込むようにジグザグの道を行けば日の出館だ。

七合目〜山頂

山頂に近づくにつれ岩壁が増えてくる。落石に注意しよう

山頂に近づくにつれ岩壁が増えてくる。落石に注意しよう

長い登りの最後には岩石がそびえる急坂が

七合目の山小屋、日の出館を過ぎると左に下山道の大砂走りが見えてきて、その先は登りと下りの共通の道となる。
わらじ館、砂走館を過ぎると最後の山小屋・赤岩八合館に着く。ここからは傾斜がかなりきつく、登山道周辺には迫力ある大きな岩壁が乱立する最後の難関。白い鳥居を目指して登ればその奥が山頂だ。

下山道

ダイナミックな大砂走りで一気に下山しよう

ダイナミックな大砂走りで一気に下山しよう

御殿場ルートの醍醐味!大砂走りで下界へ一直線

七合目までは登り共通の道を下る。登山者と下山者がすれ違うことになるが、込み合うことはない。八合目までは急坂を下るので膝に負担がかからぬよう、ストックを持参し、利用したい。
七合目から始まる大砂走りは、高低差1000mを効率よく下れるとあって、ほかの登山口から登ってきた人も下山道に利用するほど人気。深々と堆積した黒い砂の上を滑り降りるように下山できる。最初のうちは砂の中に大きな岩が混じっているので注意が必要。宝永山への分岐点がある下り六合になると岩も少なくなる。砂埃がはげしいのでしっかり防備しよう。
新五合五勺で登りの道と交差した後はなだらかな道を下り、新五合目に到着する。

ワンポイントアドバイス

大砂走りでは1歩で約2〜3mほど進む。勢いをつけ過ぎると転倒する恐れもあるので気をつけて。大石茶屋で砂埃を洗い流そう(洗顔水100円)

御殿場ルートの基本データ

  • 登り 6時間50分
  • 下り 3時間05分
  • 五合目の標高 1440m
  • 山小屋の数 5軒

登り・下りの所要時間は目安です。休憩時間は含んでいません。
疲労時や混雑時は1.5倍程度かかる場合もあります。ピーク時には2倍程度かかる区間もあります。

おすすめポイント
  • 週末でも混雑しないのでのんびりと登山を楽しめる
  • 最盛期でも交通規制などがなく、駐車場が空いている
  • 下山道の大砂走りで楽に効率よく下山することができる
ウィークポイント
  • 五合目の標高が低いので登りとしては初心者に厳しい
  • 山小屋の数が少ないので休憩所や売店に困る
  • 木陰がほとんどないので快晴の日は直射日光が厳しい
登山口までの交通
バス
JR御殿場線御殿場駅から富士急バスで40分、御殿場口五合目下車
車
御殿場ルート新五合目へは東名高速道路御殿場ICから国道138号、県道23号で約18q(御殿場口駐車場500台)
問合せ 御殿場市観光協会 0550-83-4770

登頂成功のポイント 五合目での過ごし方

食事しながら作戦会議

五合目には食事処や売店が並んでいるので、高度に体を慣らすことと腹ごしらえを兼ねて、登山計画の確認をしよう。

食事しながら作戦会議

マップを見ながら登山ルートのチェック

ストレッチで準備体操

五合目は既に空気が薄めなので急激な運動はNG。ゆっくりと軽めの運動で体をほぐそう。特に普段使わない筋肉や関節は入念に。

ストレッチで準備体操

足の筋肉やアキレス腱はしっかり伸ばして

荷造りはOK?

登山中は余計な荷物はなるべくなくし、最小限で出発したい。必要のないものはコインロッカーなどに預けておくといい。

荷造りはOK?

富士急雲上閣のコインロッカー

買い忘れはない? 最終チェック

登山に必要な物をきちんと持ったか最終点検しよう。もし忘れ物があったら五合目の売店で購入を。装備以外におやつなども忘れずに。

金剛杖

金剛杖

ストック代わりにもなるし、各山小屋で焼印を押してもらって思い出に。日の丸付き金剛杖
1200円

ティッシュ

ティッシュ

トイレでも使用できる水に溶けるものがベター。普通のポケットティッシュは
1個 50円程度

アメ

アメ

甘い物は疲労回復になるので、疲れたなと思ったらアメを口の中にポイッ。
300円

携帯酸素

携帯酸素

山頂に近づくにつれ酸素は薄くなるので、持っていれば安心。缶入り携帯用酸素
5ℓ 1000円

水

登山中は喉が乾いていなくとも水分補給が重要。荷物にならない程度の500㎖1ℓのペットボトルの用意を。
500㎖ 200円

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