寒暖の差が大きい甲府盆地周辺はフルーツの栽培が盛ん。なかでも勝沼のブドウがよく知られているが、花を楽しむなら一宮桃源郷がいい。笛吹市一宮町には約400万平方メートル、30万本の桃の木が植えられ、日本一の桃の里といわれている。
一帯は扇状地になっているので高度の違いで開花期も異なる。里で見ごろを迎えるのは4月上旬だが、山の上部では中旬から下旬になる。花の時期に桃畑の中を歩けば、タンポポやスイセン、菜の花なども揃って咲き始め、一気に春がやってくる山里らしい風景に心和む。
花見のメイン会場となるのが甲斐国分寺跡で、開花期を通じて観光案内所が設置される。ここから少し歩いて山間部を目指してみよう。高台に立てば、眼下にピンクの花雲のような桃畑が広がり、彼方に見える残雪をのせた甲斐駒ヶ岳や白根連峰とのコントラストも鮮やか。この風景を写真に撮るなら釈迦堂遺跡博物館あたりと、さらに2kmほど南の高台に設置された花見台あたりがベスト。

まるき葡萄酒
100年の歴史をもつワイナリーで見学ツアーを実施。売店では試飲もできるので、お気に入りを見つけてみよう。
電話:0553-44-1005 交通:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅から車で7分 営業:8時30分〜17時30分 定休:無休

丸藤葡萄酒
ワイナリーやブドウ畑の見学ができる。おみやげは、国内ワイン最高峰といわれる「ルバイヤート」で決まり。
電話:0553-44-0043 交通:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅から車で10分 営業:8時30分〜16時30分 定休:土・日曜、祝日

一宮桃源郷
桃源郷は広域にまたがるが、お花見広場が開催される甲斐国分寺跡を起点に散策を楽しむとよい。開花期間中はさまざまなイベントも行われる。
電話:055-262-4111(笛吹市観光商工課) 交通:JR中央本線石和温泉駅から車で12分

ももの里温泉
その名のとおり周囲を桃畑に囲まれた日帰り温泉施設。男女別に内湯、サウナ、水風呂、露天風呂があり、休憩所では食事もできる。
電話:0553-47-4126
交通:JR中央本線石和温泉駅から車で15分 営業:10〜21時 定休:木曜(祝日の場合は翌日) 料金:入浴600円



釈迦堂遺跡博物館
中央自動車道の建設の際に出土した縄文土器や土偶を展示。周囲には桃畑が広がり、釈迦堂PAからも歩いて行ける。展示品は国の重要文化財。
電話:0553-47-3333 交通:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅から車で15分 営業:9〜17時 定休:火曜、祝日の翌日 料金:入館200円


ぶどう畑のレストラン 風
勝沼醸造所直営。名物メニューはローストビーフ100g3000円〜で、好みの量を切り分けてくれる。長崎の大浦天主堂をイメージした店内の雰囲気もよい。
電話:0553-44-3325 交通:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅から車で7分 営業:11時30分〜14時30分、17〜21時LO 定休:水曜(祝日の場合は翌日)
山梨はフルーツ王国。秋の味覚狩りを楽しみにする人も多いが、花の季節も楽しみがいっぱい。拠点施設となるのが笛吹川フルーツ公園で、見る・食べる・作るの体験型フルーツテーマパークになっている。眺望抜群の日帰り温泉やイチゴ狩りなどとともにフルーツ三昧の1日を過ごしたい。

万力公園 万葉の森
笛吹川沿いに万葉集に歌われる約110種の植物を植栽し、万葉歌碑を眺めながら散策できる。小動物園も楽しい。
電話:0553-23-1560 交通:JR中央本線山梨市駅から徒歩5分 料金:入園自由

横溝正史館
推理作家、横溝正史が晩年、書斎として使用していた家屋を移築し、『犬神家の一族』の直筆原稿や愛用品、江戸川乱歩からの書簡など展示。
電話:0553-22-9611(山梨市教育委員会) 交通:JR中央本線山梨市駅から車で7分 営業:9〜16時(10〜3月は10〜15時) 定休:月・水・金曜、祝日の翌日 料金:入館100円

笛吹川フルーツ公園
果実の歴史や科学を紹介するくだもの館と、バナナやパパイヤなどを栽培・展示するトロピカル温室を中心に、花や果樹を植えた広大な広場が広がる。
電話:0553-23-4101 交通:JR中央本線山梨市駅から車で7分 営業:9〜17時(4〜11月の土・日曜、祝日は9〜19時) 定休:無休 料金:入園無料(くだもの館・トロピカル温室は入館400円)

いちかわベリーハウス
フルーツ公園周辺のイチゴ農園が運営するイチゴランドの1軒。天然ミネラル水と液体肥料で栽培するイチゴで、イチゴ狩りは12月中旬〜5月中旬。
電話:0553-22-5906 交通:JR中央本線山梨市駅から車で5分(送迎あり、要連絡) 営業:9〜16時 定休:無休 料金:30分食べ放題1000円〜

赤松の湯ぷくぷく
笛吹川フルーツ公園内にある日帰り入浴施設。露天風呂からは、甲府盆地を一望し、富士山を眺める大パノラマが広がり、夜には新日本三大夜景に数えられるロマンチックな街のきらめきが見える。
電話:0553-23-5656 交通:JR中央本線山梨市駅から車で7分 営業:10〜21時 定休:第1・3月曜(祝日の場合は翌日) 料金:入館600円





