温泉特集

あくまでも仕事! 公然とコーヒーブレイクを楽しむ編集部
ツクル×温泉。vol.1
2007-11-01
誌面だけじゃ温泉の本当の魅力は伝わらない!温泉でもっと遊べれば…と密かな野望を抱いていた編集部某社員。
温泉をいろんな切り口で紹介し、読者にもっと温泉を身近に感じてもらいたいと一念発起して考えたのがこの企画。第1弾は“ツクル×温泉。”
日本には飲める温泉が意外に多く、手を変え、品を変え、温泉でいろんな料理にチャレンジしようと思います。不定期連載ですが、末永くよろしくお願い致します。
さて、記念すべき1作目は
コーヒーです。
今回は群馬県の四万温泉の温泉水を使って利きコーヒーを試してみることに。
コーヒーはやはり豆が命です。
温泉には温泉をもって制す!といわんばかりに用意したのが

エルサルバドルは漢字で救世主国と書くらしい。いいね!
エルサルバドル産「温泉コーヒー豆」。
会社近くの某コーヒー屋でみつけた逸品です。レジ前に堂々とヤフーオークションで購入!とあって若干ひるみました。ぜひ正規ルートで仕入れてもらいたいものです。
ちなみにこの豆はミネラルたっぷりの豊富な温泉水で丁寧に水洗処理したものだそうです。
温泉水は泉源が43ある四万温泉のなかでも、風味の異なる源泉をチョイス。ほのかな苦味で後味さっぱりの「ゆずりは」と、塩味の強い「四万グランドホテル前」の飲泉所の2カ所から採取しました。そもそも四万の温泉は飲めば“四万の病に効く”といわれ、特に胃腸に効能があるとされています。
そして、いざ試飲。

普通に飲めて、普通にんまーい市ヶ谷の水道水
まずはノーマルに「市ヶ谷の水道水」から。
3年も温泉本に携わっていると、コーヒー豆を温泉水で丁寧に水洗いされたと言われても、どんな泉質なんだろうと気になって仕方ないですが、「まぁいいか」なんて思いつつ、ゴクリ。
苦味と酸味のバランスのとれた美味しいコーヒーです。温泉の“お”の字も感じませんでしたが。

ゆずりはの名のごとく、優しい穏やかな口当たり
続いて「ゆずりは飲泉所」。
舌にヌメリとした触感が残り、いきなり水道水との歴然とした差が! おーすごい!
酸味も市ヶ谷水より強く感じられ、多少の塩っ気も感じられた。
某女性編集部員は「これが一番おいしい!ゆずりはサイコー!」と訳のわからないテンションで温泉コーヒーに開眼したとかしないとか。他の部員からも「これは飲める」と一定の評価が得られた模様。

飲む前も飲んだ後も力強さを感じさせた四万グラ温泉水
最後に「四万グランドホテル前飲泉所」。
これはペットボトルに入っているときから、部員内でなにか汗っぽい臭いがするとゲテモノ扱いされていた温泉。でもそれだけ溶存物質があることの証明でもあるのに…。なんだか飲む前から酷く評判悪。
コーヒーを立てているときに生じる蒸気も「この臭い、餅焼いてるっぽくない?」などと敬遠されていました。遠路はるばるやってきたのになんだかかわいそうになってきた、四万グラ温泉。
そして、恐る恐る口へ運ぶと…。

新しいコーヒーの魅力に覚醒した編集部K
「えっ!?コーヒーの味がしない!」
「後味が塩辛い!」
「苦い!」
「ようかんと合うかも!」
と非難の声の嵐。一部前向きな意見も聞こえてきましたが全くもって意味不明。
2時間後に部員2名がおなかがグルグルいい出したとの声も聞こえてきましたが、これはコーヒー豆を通したところで四万温泉の効き目は失われないことの証明なのでは?と楽観的な結論付けをして締めさせて頂きます。
すごいぞ、四万温泉!

まだかな、まだかな〜?
今回使った材料
四万温泉の四万グランドホテル前飲泉所の温泉 500ml
四万温泉のゆずりは飲泉所の温泉 500ml
市ヶ谷の水道水 500ml
エルサルバドルの温泉コーヒー豆 200g
※温泉水を提供してもいいという奇特な観光協会の方々、ご提供いただければ幸いです。