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おでかけニストの連載コラム

温泉ビューティ研究家・石井宏子のキレイになる温泉旅

雪見露天風呂とぷくぷく自噴泉【福島県・二岐温泉】

雪見露天風呂とぷくぷく自噴泉【福島県・二岐温泉】
冬の醍醐味「雪見露天風呂」。雪が降っているのに、外で温泉に入るのですから、もちろん入るまではそれなりに覚悟がいるのですが、それでもやっぱりこの季節、雪の降る温泉へ行きたくなります。福島県・天栄村にある二岐温泉・大丸あすなろ荘までは、新白河駅から送迎バス「ヤーコン号」に乗っておよそ1時間。どんどん雪深くなっていきます。

長靴を履いて雪の中へ

長靴を履いて雪の中へ
宿へ着いたら、浴衣に着替えてさっそく温泉へ。寒いのに浴衣?と思いますが、実は雪見の露天風呂へ行くには浴衣が一番。なぜならば、実は温泉に入るまでと出た後が寒いので、さっと着替えができる浴衣がいいのです。宿の長靴に履き替えて、滑らないように一歩一歩。目指すは雪の露天風呂。かけ湯をしたら、あったかい温泉へどぼん。「はーーー。」そこには極上の幸せが待っているのです。岩の上に綿帽子。渓流の向こうまで続く真っ白な世界。首まですっぽり温泉のぬくもりに包まれて、まつ毛に雪を積もらせてじっとしている静かな時間。これ、至福です。

ぷくぷく自噴泉の甌穴岩風呂

ぷくぷく自噴泉の甌穴岩風呂
かつては川底だった場所から温泉が湧いていました。そこは今もお風呂になっていて、こんこんと湯が湧いている場所にそのまま入れるのが自噴甌穴岩風呂です。「甌穴」(おうけつ)というのは、川底に小石がくるくると回って岩盤にあいた自然の穴。湯船の底をみると、大きな甌穴もそのままで、まさにここが川底だったということを実感します。透明な湯の水面をよく見ると、時々ぷくりぷくりと温泉が湧きあがってきます。泉質は保湿系美人湯のカルシウム―硫酸塩泉。アルカリ性でとろりとした密度を感じる温泉です。少し熱めですが、冬は気持ちよく入れる温度。湧きたての新鮮な源泉は、ひたひたと体の芯まで入り込んでくるような力強さがあります。湯上りの肌はしっとりすべすべです。

温泉はお料理にも。和牛源泉蒸し

温泉はお料理にも。和牛源泉蒸し
夕食の時、お品書きを見てうれしくなってしまいました。和牛源泉蒸しと書かれたメニューの横に和牛、スライス玉葱などと一緒にカルシウム硫酸塩泉と、泉質まで書かれていたのです。こんなところにも、お宿の温泉への「愛」を感じます。温泉で蒸されて甘くて柔らかく仕上がったお肉と野菜。仕上げは、6年連続金賞を獲得している天栄米のごはん。ほっこり温まる夕食でした。
キーワード :
絶景
温泉
旅行・休日
癒される
季節を楽しむ
投稿者情報

温泉ビューティ研究家 石井宏子

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