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おでかけニストの連載コラム

温泉ビューティ研究家・石井宏子のキレイになる温泉旅

入って蒸されて飲んで食して、温泉の恵みを味わいつくす【別府・鉄輪温泉】

入って蒸されて飲んで食して、温泉の恵みを味わいつくす【別府・鉄輪温泉】
ノスタルジックな温泉街の雰囲気がたまらない、別府・鉄輪温泉の夕暮れ。別府温泉郷の中でも鉄輪温泉のエリアは、入浴する温泉だけじゃなくて、温度が高い温泉蒸気を利用した「むし湯」の文化があります。共同湯「鉄輪むし湯」は、入浴する温泉だけじゃなくて、石菖という植物を敷き詰めた石室に寝転ぶ「蒸し湯」があります。石菖は気の巡り、血の巡りをサポートするという薬草としても使われる植物で、芳ばしい香りが漂います。外の広場には「足むし湯」もあって、鉄輪ならではの温泉文化を楽しめます。

路地を曲がると柳屋の暖簾が

路地を曲がると柳屋の暖簾が
湯けむりがふんわり揺れる鉄輪温泉の小道に今宵の宿「湯治 柳屋」があります。印象的な柳屋の暖簾の文字は望月通陽氏のデザイン。館内にも望月さんの作品が飾られていて、歴史を刻んだ老舗の湯宿といいハーモニーになっています。

みんなが集う中庭で・・・。

みんなが集う中庭で・・・。
宿の中心にある中庭は「癒し」の場所。なぜ、癒しなのかというと、この、路地っぽい雰囲気とか、差し込む光とか、さりげなく置かれた椅子とテーブルとか。それもいい感じなのですが、もっと大きな理由があります。

あったかい湯気に集う人々。

あったかい湯気に集う人々。
そう、この「地獄釜」(温泉蒸気の蒸し釜)です。地獄の横で癒されるのも不思議なのですが、ふわふわとたちのぼる、あったかい湯気を眺めているだけでも、なんだか癒されてしまいます。ここは、この宿に滞在するゲストの自炊キッチンでもあるのですが、鉄輪温泉にはこうした温泉蒸気の蒸し釜があちこちにあります。塩を含む温泉の高温蒸気が噴き出る釜に竹のざるに食材をのせて入れて、15分から20分もすると、食材の旨味や野菜の甘味がぐぐっと引き出された、絶品温泉料理が出来上がるというわけです。地獄釜の横に、食材によっておすすめの調理時間も書かれているし、野菜を少しずつセットにしたものを買える店も近くにあるので、初めての人でも手軽にチャレンジ。ふたを開けて美味しい香りが漂ってくると、なんとなく、滞在中のゲストが集まってきて盛り上がります。

温泉を飲むこともできます

温泉を飲むこともできます
地獄釜の横には「飲泉場」があります。塩を含む温泉は、美味しい出汁のような味わい。小さなカップに少し注いで、ちびちびと噛みしめるように飲むのがコツ。内臓を温めて胃腸を活性します。

体の芯まで温まる塩化物泉

体の芯まで温まる塩化物泉
柳屋の敷地にある自家源泉の泉質は、ナトリウム-塩化物泉。pH3.3の弱酸性。メタけい酸を477.7㎎も含有し、しっとりまろやかな肌触り。塩の成分は肌の上をベールのように覆って保温&保湿。湯上り後もしっとりぽかぽかが持続する温まりの湯です。

畳&ベッドでゆるく快適

畳&ベッドでゆるく快適
ベッドに腰掛けたり、畳でごろっと横になったり、気ままにゆるゆる過ごせるのも温泉宿のいいところ。他に自炊湯治のシンプルな部屋もあります。

湯かごを抱えて温泉へ

湯かごを抱えて温泉へ
竹の湯かごに浴衣とタオルを入れて温泉へ。望月通陽さんのグラフィック文字が描かれた宿の浴衣も素敵です。

夕暮れの露天風呂

夕暮れの露天風呂
大浴場は男女入れ替え。内湯と露天風呂がある2階の温泉には、ミストサウナのように入れる温泉蒸気の蒸し湯もあります。

入り浸りたくなる、宿泊者専用のカフェスペース

入り浸りたくなる、宿泊者専用のカフェスペース
ちょっと読みたくなる雑誌とかが棚にあって、優しい光が差し込むカフェのような雰囲気の宿泊者専用スペース。居心地がよくて、ついつい、ここに長居したくなります。湯上りにお茶をいただいたり、朝ごはんも、こちらでいただきます。

温泉蒸しの朝食は・・・。

温泉蒸しの朝食は・・・。
チャイニーズと洋食が選べる「地獄蒸し朝食」。点心やちまきなどがぎゅっとせいろに詰まった「飲茶モーニング」は、大満足のボリューム。ほっこり幸せになれます。
キーワード :
朝食
温泉
女子
旅行・休日
癒される
グルメ
投稿者情報

温泉ビューティ研究家 石井宏子

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