ツウなおでかけ新発見!

おでかけニストの連載コラム

温泉ビューティ研究家・石井宏子のキレイになる温泉旅

進化する登録有形文化財の温泉宿~湯ヶ島温泉・落合楼村上~

進化する登録有形文化財の温泉宿~湯ヶ島温泉・落合楼村上~
明治7年に創業し140余年の歴史ある「落合楼」は、昭和初期に完成した美しい木造建築を中心とした登録有形文化財の宿。平成14年に現在のご主人と女将さんである村上さんが経営を引き継ぎ「落合楼村上」となって15年がたちました。この宿は訪れるたびに進化を続けていると感じます。それは、時代のニーズに応えることだったり、滞在する人を楽しませることだったりするのですが、全ては、落合楼村上流。この宿を愛しこの宿に寄り添って進められていることがわかります。たとえば、この部屋。なんと、登録有形文化財のお部屋に自転車のラック。サイクリストが愛車とともに滞在できるようにと考えられたものです。美しい木造建築とのコントラストは、なんだかモダンに見えてしまうから不思議です。

天狗さまもお気に入りの露天風呂

天狗さまもお気に入りの露天風呂
天城の天狗さまがこっそり湯浴みに訪れたという伝説の「天狗の湯」。見上げるほど大きな木々の緑と、渓流の水音がすぐ近くに響いて、ワイルドな天城のパワーを感じられる温泉です。泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。弱アルカリ性でさらりとしたやわらかな肌触り。乾燥しがちな肌をしっとりと保湿してくれる美人の湯です。湯ヶ島温泉の共同源泉と自家源泉を混合して豊富な湯量でかけ流し。

源泉湯滝の洞窟温泉

源泉湯滝の洞窟温泉
天狗の湯露天風呂から洞窟風呂へと繋がっていて、源泉の湯滝が豪快に流れ落ちています。洞窟の中は温泉のミストがたっぷり顔も髪もしっとりツヤツヤです。

レトロ浪漫なタイル風呂

レトロ浪漫なタイル風呂
もうひとつの大浴場はロマンティックなタイル風呂。天狗の湯や洞窟温泉と男女入れ替え制なので両方楽しめます。源泉を湯船の底から注ぎ入れているのでフレッシュなハリのある温泉の感触を楽しめます。壁のタイルアートは天城の浄蓮の滝。外には露天風呂もあります。

さらに、贅沢な無料貸切露天風呂まで!

さらに、贅沢な無料貸切露天風呂まで!
さらに、庭の先には貸切露天風呂。以前は女性用のパブリックバスだったところを貸切温泉にしました。10人くらい入れるたっぷりした大きさでとても贅沢な気分。予約制で無料で入れます。

ひとつひとつ丁寧に作られた季節を愛でる会席膳

ひとつひとつ丁寧に作られた季節を愛でる会席膳
14室のゲストだけを迎える落合楼村上の会席膳は、日本の美しい四季を愛でる盛り付け。近隣の野菜や椎茸などの山の恵み、豊かな伊豆の海の幸、天城のわさびや天城軍鶏など中伊豆・湯ヶ島ならではのお料理。この日のお造りは真鯛、ほうぼう、金目鯛の三種盛り。天城湯ヶ島のわさび農家さんの本わさびが丸ごと出てきますので、鮫皮おろしですりすりしていただきます。天城湯ヶ島のわさびはクリーミーでふんわりとした舌ざわり、口に含んだ瞬間に感じる上品な甘みとその後を追ってくる爽やかな辛さ。それが伊豆近海の白身魚と絶妙の相性。静岡の地酒「正雪」(誉富士)や特別純米酒「開運」と、これまたぴったり。適量の日本酒は血行促進して美肌もサポートと話題になっていますから、温泉旅のエッセンスに地酒も・・・。

土鍋炊きごはんに天城湯ヶ島のわさび

土鍋炊きごはんに天城湯ヶ島のわさび
おなかいっぱい。と言いながらも、これはぜひ“別腹”としていただきたい「わさびごはん」。土鍋炊きの熱々ご飯の上にじゃことすりたてのわさびをのせると、もうノンストップ美味しさ。一緒に旅した一堂もこの美味しさにはまってしまい、女将さんに教えていただいて地元の農家さんのお店で本わさびをお土産にして帰ったほど。

吊り橋を渡って特別な場所へ

吊り橋を渡って特別な場所へ
宿の庭園から吊り橋を渡って行くと対岸に秘密の隠れ家のような場所「我楽多亭」があります。

オリジナルブレンドのコーヒーでゆったりと

オリジナルブレンドのコーヒーでゆったりと
宿のラウンジでもいただけるコーヒーは、浅煎りの落合楼ブレンド、中深煎りの村上ブレンド、本日のストレートと3種類の豆をそろえていて、注文に合わせて挽きたてを淹れてくれるこだわり。落合楼村上での寛ぎを上質にする女将さんの思いは、この対岸にある特別な場所へと広がりました。その日の天候などにもよりますが、お宿にお声をかければ、ここでコーヒーをいただいて湯上りの時間をのんびり過ごすなんていうこともできるのです。

縁起のいい場所で渓流の水音に浄化される

縁起のいい場所で渓流の水音に浄化される
落合楼村上の名前の由来でもある「落合」とは、目の前を流れる狩野川の源流である本谷川と猫越川がここで落ち合い、1本の狩野川となって伊豆半島の中心を流れていく合流点に建っているから。吊り橋からはその落ち合う様子が眺められます。狩野川となって流れる豊かな渓流を眺める特等席がこの場所です。心地よいチェアに座って、渓流を眺めていると体の中の水まで清らかになっていくように感じます。
キーワード :
朝食
温泉
記念日・特別な日
女子
旅行・休日
季節を楽しむ
グルメ
投稿者情報

温泉ビューティ研究家 石井宏子

この連載の記事一覧を見る

この記事を読んだ人におすすめの記事

注目のピックアップ記事

※各施設の料金は、原則、それぞれの取材時での料金を掲載しています。
※国内ガイドの観光、温泉、イベントの検索結果の一覧や各詳細ページの表示は、コンテンツの移行に伴い、新サイト「るるぶ&more.」にご案内しております。
※おでかけ広場の会員サービスを終了いたしましたが、ご投稿いただいたクチコミなどのデータは引き続き表示させていただいております。詳しくはこちら