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おでかけニストの連載コラム

温泉ビューティ研究家・石井宏子のキレイになる温泉旅

新生・鶴鳴館松坂屋本店~神奈川県・箱根芦の湯温泉~

新生・鶴鳴館松坂屋本店~神奈川県・箱根芦の湯温泉~
歴史ある温泉宿が休業し、復活を願っていました。一年半の休業を経て、ついに2017年3月にリニューアルオープンとなり、さっそく泊まってきました。新しくなった宿の玄関。暖簾を見て気持ちが温かくなりました。松をぐるりと竹が包んでいるように見えます。後輩の宿だった旧松坂屋本店に手を差し伸べたのは、地元の先輩である金の竹グループの窪澤社長。松と竹が一緒になった新しいこの宿のマークです。使われなくなっていた明治の建築「鶴鳴館」の建物を活かして、新しい玄関とパブリックラウンジ、2階には新しい部屋もできました。

シャンデリアのある文明開化をイメージしたラウンジ

シャンデリアのある文明開化をイメージしたラウンジ
玄関を入ると、目に飛び込んでくるシャンデリア。文明開化の時代を思わせる、レトロモダンな雰囲気を再現しているロビーラウンジ。ここでチェックインです。桜湯と松のマークが入ったオリジナルの和菓子でほっと一息ついてお部屋へ。

和の空間にスッキリとした寝具

和の空間にスッキリとした寝具
部屋は、新設した鶴鳴館の部屋以外は、以前の鶴鳴館松坂屋本店時代にリニューアルした造りを活かし、廊下や部屋の一部を整えています。変わったのは寝具。新しい松竹のマークが入った真っ白なリネン。堅めの厚いマットが、ローベッド仕立てになっています。いいお湯に浸って、ぐっすり眠る。美しくなる温泉旅の大切な要素です。

自家源泉の名湯はそのままに

自家源泉の名湯はそのままに
敷地内に自家源泉がある松坂屋本店の温泉は、まさに、ここに泊まらないと入れない温泉です。泉質は、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。なんと、この温泉は、三大美人泉質である「硫黄泉」(血行促進)、「硫酸塩泉」(しっとり保湿)、「炭酸水素塩泉」(すべすべ美肌)の三大要素全てが一つの温泉に入っているマルチビューティの湯。しかも自家源泉100%かけ流し。というわけで、再開を心待ちにしていたのです。弱アルカリ性で肌当たりも柔らか。湯の花がふわふわと舞い、血行促進してぽっかぽか。変わらずにこんこんと湧き続けてくれていた温泉に感謝です。

フリードリンクのラウンジは大人気

フリードリンクのラウンジは大人気
宿泊客が湯上りに集っていたのは、リニューアルされた鶴鳴館の一角にあるパブリックラウンジ。たくさんの種類のお茶や、ジュース。そして、なんと生ビールのサーバーやハイボールなどのアルコールまで、自由に楽しめるフリードリンクになっています。レトロな雰囲気のサンルームやシャンデリアのリビング、暖炉があるソファーなど、それぞれにお気に入りの場所を見つけて寛いでいます。

文明開化の「宿場会席」

文明開化の「宿場会席」
夕食は、箱根が温泉宿として賑わっていた文明開化の時代をイメージした「宿場会席」。相模湾からの魚のお造りはいろいろなトッピングで。メインは短角和牛八丁味噌の鍬焼。牛肉を味噌でいただいていた文明開化の時代を想像させます。

旅人朝食は、体に優しく美味しいものを

旅人朝食は、体に優しく美味しいものを
この宿の“温泉”の力に惚れ込んで、再生に力を注ぐことを決意したという、窪澤社長。こんなに素晴らしい温泉があるのだから、温泉でゆっくり体を癒し、体にも美味しいものを食べていただきたい。と、朝食は昔ながらの手作りのものや懐かしい滋味あふれるものを。と考えたそうです。自家製の納豆や野菜がたくさん入ったのっぺい汁、湯豆腐、鯵の干物、自然薯のとろろに麦ごはんなど、肌にもうれしい、しみじみと幸せを感じる朝ごはんでした。
キーワード :
朝食
温泉
女子
癒される
季節を楽しむ
グルメ
投稿者情報

温泉ビューティ研究家 石井宏子

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