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久しぶりの京の旅。
どこへ行こうか悩んでいたとき、目に留まったのが京都定期観光バス。案内所のディスプレイには、これから出発するコースがズラリ。たくさんのコースが運行されているんだ!
観光バスなら、行き方を心配をしなくてすむし、一人でも楽しめそう。さっそく窓口で、金閣寺、銀閣寺、清水寺をめぐるスタンダードなAコースのチケット(10:30出発)を購入した。
定期観光バス初体験、どうなるかなぁ?

ガイドさんに迎えられてスムーズに乗車し、大きな荷物はトランクに。
定刻に出発すると、すぐにガイドさんの話が始まった。 挨拶やバスの見分け方、お願い事などユーモアを交えた案内に笑いと拍手が! ガイドさんと一緒なんて修学旅行以来だけど、明るい笑顔が車内をなごやかにしてくれる。
みんな、乗車のときにもらったパンフレットを眺めたり、一緒に来たお友だちとしゃべったり、楽しそう。
コースの概略を聞いているうちに私もワクワクしてきた。

最初の観光ポイント、金閣寺に到着。
入口までガイドさんに先導され、バスの乗車券を見せて入る。チケットを買わなくていいのでスムーズだ。
金閣(舎利殿)は、太陽にキラキラ輝いている!
昭和62年に金箔が張り替えられた。
金箔20万枚(約19kgの金)で、7億4000万円。それを、1カ月半の拝観料(当時300円)で取り戻したとか!ガイドブックにはない、そんな逸話がおもしろい。
今までは素通りしていた庭園も、しっかりチェック。
陸舟の松などの新発見もガイドさんのおかげだ!

バスに乗ると、車窓を眺めながら京都観光。 「紫式部のお墓」や「比叡山」の話に「へぇ〜」と感心しているうちに、銀閣寺に到着。
参道では舞妓さんの格好をした女性の姿も。
さすが、京都。
金閣に比べると、銀閣(観音殿)はシブイ。
国宝の東求堂はもちろん、ガイドさんに聞いた国宝級のお庭に興味シンシン。苔寺を模したというだけあり、苔が青々として美しいし、石組みに囲まれた池もステキ。
特に銀沙灘、この白砂は、雲母でできていて月の光で輝くとか。月夜に見てみた〜い!
12時半を過ぎ、少しお腹が減ってくる。
参道にはお土産物のほか、茶団子やソフトクリームなどのお店も!
「きんつば」で小腹を満たす。黒豆の味がしっかり残っていて、甘すぎず、おいしい。
参道沿いの民家の玄関軒には、大文字に使った炭が吊り下げられていたり、民家の屋根に、魔除けとして飾られる鍾馗(しょうき)さんがいたりと小さな発見も。

銀閣寺から清水寺までの間には、平安神宮、琵琶湖疏水、知恩院、八坂神社、祇園、南座と、京都の観光スポットが目白押し。乗車時にもらったパンフレットにも載っているけれど、ガイドさんは、そのスポットごとにタイミング良く興味深い話を聞かせてくれる。
平安神宮や円山公園の桜、十石舟での疏水・桜めぐりなどの話を聞くと、「春の京都もいいだろうなあ」と…。
13時、清水坂の駐車場に到着。定期観光バス指定の昼食休憩所「三十六峰清水店」でランチタイムだ。乗車記念の絵はがき&あぶらとり紙をもらう。ちょっとうれしい。
バスでもらったプレミアムチケット(割引券)があったので、家用におみやげを購入した。
13時40分、再集合して、ガイドさんを先頭に、清水坂を登り仁王門前に到着。参加者みんなで記念写真をカシャ! 修学旅行を思い出してしまった。
清水寺では、舞台までガイドさんが先導してくれた。
弁慶の使っていた錫杖(しゃくじょう)と下駄に触れた後、舞台へ。釘を使わずに組まれた柱や、舞台の下に見える音羽の滝のご利益(舞台側から学問、恋愛、長寿)なども教えてもらう。
ここからは、自由散策。
本堂でお参りをすませ、まずは縁結びの神様「地主神社」へ。
恋占いおみくじの結果は…ヒミツ♡
釈迦堂や阿弥陀堂、奥の院と巡り、音羽の滝をめざし、散策路へ。しばらく下ったところで、舞台と京の街並みが両方楽しめるスポット発見!
舞台の上からの眺めもいいけれど、こちらもなかなか。音羽の滝では、もちろん真ん中の水を飲む。
この定期観光バス、最終ポイントである清水寺で終了することもできるそうだ。
産寧坂や二年坂、高台寺から八坂神社も近い。
ここで降りて、この辺りをじっくり散策するのもいいかもしれない。

清水寺から京都駅はあっという間だった。
「おおきに。ほなさいなら」とガイドさんの京都弁での挨拶に、名残惜しさがこみ上げる。
大きな荷物をバスに残しておけるから身軽に観光できたし、お寺の拝観もスムーズだった。
自分で行くと、半日で金閣寺、銀閣寺、清水寺を回るのは無理だろうなぁ。
何より、魅力的なのがガイドさんの話。
歴史や詳しい寺社の話だけでなく、京野菜やおみやげ情報、縁日や祭の話など、誰かに教えたくなる口コミ情報が盛りだくさん。これで、拝観料&お土産付き5,100円はお得。